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予防歯科は保険適用になる?適用条件や治療内容について

誰でも虫歯や歯周病にはかかりたくないものです。

そういった虫歯や歯周病を防ぐことができるのが予防歯科ですが、なるべく費用をかけずに予防したいと考えている方は多くいらっしゃるかと思います。

ここでは、予防歯科の保険適用についてご紹介いたします。

予防歯科は2020年から保険適用に!

以前は、PMTC(歯のクリーニング)やフッ素塗布など、歯垢や歯石の除去、エナメル質修復を促進する予防的な歯科治療が保険の範囲外であり、これらの治療を受ける場合、自己負担が必要でした。これにより、費用の負担が大きいため、予防的な治療を受ける人は少なかったのです。


しかし、2020年4月の診療報酬の改定に伴い、歯周病の初期段階の治療や初期の虫歯治療に使用される薬剤の塗布など、予防的なアプローチが保険適用の範囲に含まれるようになりました。これは、予防歯科が国民健康の維持に欠かせないと国が認識した結果です。


日本は、他国と比較して70歳時の歯の平均残存数が少ないため、厚生労働省と日本歯科医師会は80歳で20本以上の自然歯を維持することを目標とする「8020運動」を推進しています。虫歯や歯周病のリスクを低減し、歯の喪失を防ぐためには、定期的な予防歯科治療の受診が重要です。

歯のイラスト

歯医者で受ける予防歯科の治療内容

スケーリング(歯石除去)


スケーリングは、歯科専用の器具を用いて歯に付着した歯石を取り除く処置です。歯石は細菌の温床となり、放置すると速やかに虫歯や歯周病へと進行する恐れがあります。歯石の徹底的な除去により、これらのリスクを著しく下げることができるのです。


定期的に歯科医院でスケーリングを受けることは、口腔内を清潔に保つ上で極めて有効です。また、この処置は口臭の防止にも有効であることが知られています。日常のブラッシングやフロス使用では取り除くことの難しい歯石を、専門の機器で確実に除去します。

PMTC(プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニング)


PMTCは、専門的な機器とフッ素を含む研磨剤を使って、日常のブラッシングでは落とせない歯石やプラーク、そしてバイオフィルムを除去する治療です。バイオフィルムは粘着力が強く、増殖能力も高いため、自宅でのケアでは除去が難しいとされます。PMTCを受けることで、歯表面を滑らかにし、細菌の付着を防ぎます。

フッ素塗布


フッ素は、虫歯や歯周病の原因となる細菌の活動を抑制し、歯の再石灰化を促す効果があります。歯医者で施されるフッ素塗布は、市販の歯磨き粉に含まれるものよりも高濃度で、より強い防御効果が期待できます。この処置は、特に歯の質が弱い子供の歯や虫歯のリスクが高い成人の歯に対して行っています。

シーラント


シーラントは、歯ブラシの届きにくい細かな溝を樹脂で塗りつぶす予防処置です。これにより、汚れの蓄積を防ぎ、歯の清掃が簡単になります。フッ素を含むシーラント材料を使用することで、歯表面の強化も期待できます。特に、子供の虫歯予防に有効です。

正しいブラッシング指導


歯医者では、正しいブラッシングの方法についてもお伝えしています。これには、日常の磨き方の見直し、磨き残しの確認、適切なオーラルケア用品の選定などが含まれます。正しいブラッシング方法を身につけることで、自宅での日々のケアの質が向上し、虫歯や歯周病のリスクを減らすことができます。

予防歯科の料金について

保険適用となる場合は、予防歯科にかかる費用は3000円から4000円程度です。大きな出費になるケースは少なく、初回の診察費やレントゲン撮影費用なども含められています。


保険が適用される範囲内での予防歯科のサービスは、口内の全般的なチェック、歯周病の検査、プラークや歯石除去のクリーニング、ブラッシング指導などです。

まとめ

予防歯科の保険適用についてご紹介しました。

定期的に口腔内のメンテナンスをすることで、虫歯や歯周病を未然に防ぎ、健康的な歯を保ちましょう。

福岡市南区で予防歯科をお考えの方は【うらかわ歯科おさむオフィス】までご相談ください。